Information 新着情報

News

■SPT通信vol.32:メルマガ定期便配信しました!

配信ご希望の方は、以下メルマガ登録フォームよりご登録くださいませ。
https://www.spp-technologies.co.jp/mailmagazine/

■SPT通信vol.32■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024年2月7日号
【01】新製品のご紹介!
~超低熱ダメージPECVD装置「Capella」
    超低プラズマダメージ中性粒子ビームエッチャー~
【02】遠隔支援サービス提供中!
~共同開発SCSK(株)宮田文一氏にインタビュー
    遠隔支援サービスの要である『デジタル遮蔽機能とは?』~
【03】新春お年玉企画 アンケート多数のご回答ありがとうございました!
引き続き、アンケートのご協力をお願いいたします
【04】定期メンテナンス契約/スペアパーツ販売/装置アップグレード/トレーニングのご案内
【05】製品カタログのご案内
【06】常時ご相談受付中

■編集後記 ~自由とは~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【01】新製品のご紹介!
~超低熱ダメージPECVD装置「Capella」・超低プラズマダメージ中性粒子ビームエッチャー~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

SPPテクノロジーズでは、超低ダメージプロセス装置を『SEMICON Japan 2023』
弊社ブースにて発表させていただきました。

≪超低熱ダメージPECVD装置「Capella」≫
★デモンストレーションご要望をお待ちしております。

●特長
熱ダメージを抑えるテクノロジーにより、熱に弱い材料(レジスト膜、樹脂基板等)の上への
良質成膜を可能としました。SiO2膜、SiN膜の形成が可能。
低温100℃の成膜環境でも、従来機Cetus
300℃成膜と同等の高品質の膜質を実現します。

●想定するアプリケーションの例
・量子コンピュータ素子部(ジョセフソン接合部)
・光学デバイス(LiTaO3基板、LiNbO3基板、GaSb基板等利用)
・大口径ウェハ パワーデバイス(プロセス中の熱履歴による基板歪みの抑制)

≪超低プラズマダメージ 中性粒子ビームエッチャー≫
★開発中です

●特長
従来のプラズマエッチング装置と比較して、エッチングダメージを抑制することが可能です。
プラズマより発生するイオンやUV光を遮断するハードウェア機構により実現しています。

●想定するアプリケーションの例
・高周波HEMTデバイス
・発光デバイス/受光デバイス

概要につきましては、下記リンクもご覧ください。
https://www.spp-technologies.co.jp/2024/02/02/new/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【02】遠隔支援サービス提供中!
~共同開発SCSK(株)宮田文一氏にインタビュー
    遠隔支援サービスの要である『デジタル遮蔽機能とは?』~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

SPT遠隔支援サービスは、現在の社会情勢を反映した新しいサポートサービスの形態です。

お困りごとにリアルタイムで気軽に繋がれ、スピーディーな課題解決と共に、
視界共有と音声通話で隣にいるような安心感をご提供いたします。

具体的には、Microsoft HoloLens 2(Microsoft 社)を通して遠方のお客様現場と弊社サポート員を繋ぐことで、

“ 原因の特定・移動時間の削減 ”

“ 対象装置以外を隠す 【デジタル遮蔽機能】 による情報漏洩の防止 ”

“ 熟練技術者による装置の予防保全などの高度な作業支援 ”

“ 指導者を派遣することなしに、装置の技術指導などのトレーニング ”

を実現いたします。

●Microsoft HoloLens 2 説明
https://f.msgs.jp/r/ctest.do?20fpu_2_7D_jst

~共同開発SCSK(株)
ビジネスデザイングループ デジタルイノベーションセンター
事業開発第一部 担当部長 宮田文一氏 にインタビュー
遠隔支援サービスの要である 『デジタル遮蔽機能とは?』~

スマートグラス(マイクロソフト社製「ホロレンズ2」)を活用することで、
装置の点検・トラブル時の原因特定の早期化など、製造現場でのより効率的なサポートを実現していますが、
導入先企業が情報漏洩を心配する声もありました。

しかしデジタル遮蔽機能(特許取得済み:2021年1月20日 第6827134号)の開発により、
安心して導入いただける環境を整えることができました。

デジタル遮蔽機能は、装置の3DCADデータを事前に認識・設定させ、作業の際に
あらかじめ装置に貼り付けてあるQRコードを読み込むことで、平面(2D)での遮蔽だけでなく、
上下左右・表裏など3Dでの遮蔽を実現しています。

また、SHA256によるカギ生成と、AESにより暗号化した音声・映像通信を行うとともに、
企業IDやユーザーID・パスワードによる認証を行い、現場で支援されるエンジニアと
装置メーカー側で遠隔サポートする支援者が1対1のクローズドな通信環境で作業を行うため、
非常に高いセキュリティー性も確保することができています。

—————————–

アンケート結果でも、セキュリティーを懸念されるお客さまがいらっしゃいました。
半導体や電子部品などの最先端の製造工場では、非常に秘匿性の高い情報が溢れていますから、
当然の懸念点です。
しかし、このデジタル遮断機能があれば、安心して導入いただけます。

多くの方にこのサービスの素晴らしさを実感していただくためにも、
トライアルも積極的に取り組んでまいります。
ご興味がございましたら、ぜひ下記までお問い合わせくださいませ。

【カスタマーサポート部】 寺本
TEL: 06-6489-5848
E-mail: RSupport@spp-technologies.co.jp

こちらもご参考くださいませ。
https://f.msgs.jp/r/ctest.do?20fpv_2_7D_jst

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【03】新春お年玉企画 アンケート多数のご回答ありがとうございました!
引き続き、アンケートのご協力をお願いいたします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メルマガ配信はいつも一方的ですから、ぜひ生の声をお聞かせいただきたい……
ということで、ご協力をお願いしているアンケート。

1月のメルマガでは、「新春お年玉企画」と題しまして、アンケートをお願いしたところ、
多数の方にご協力いただき、マーケティング部一同感謝の気持ちでいっぱいです。

Special Thanksな贈り物として、「おめでたい」をテーマに選ばせていただいた一品、
金粉の●●は、1月限定とさせていただきましたが、引き続きご協力いただいたみなさまには、
お気に入りの一品を贈らせていただきます。

みなさまの忌憚なきご意見、SPT一同、心よりお待ちしておりますので、
まだご回答いただいていない方は、ぜひこの機会にご協力くださいませ。

●アンケート第一弾
https://f.msgs.jp/r/ctest.do?20fpw_2_7D_jst

●アンケート第二弾
https://f.msgs.jp/r/ctest.do?20fpx_2_7D_jst

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【04】定期メンテナンス契約/スペアパーツ販売/装置アップグレード/トレーニングのご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<定期メンテナンス契約>
SPTのカスタマーサポート員と一緒に、定期的に装置の稼働状態をチェック&メンテナンス。
予防保全をしていただくことで、装置故障間隔を延長、重大故障発生を防止させていただきます。

<スペアパーツ販売>
装置停止、生産停止の時間を最短にしていただきたい。
未だに続くサプライチェーンの混乱のため、部品入手までの時間がかかっております。
今のうちに、スペアパーツの確保をしていただけませんか?

<装置アップグレード>
最新のSPTテクノロジーを適用し、加工性能の向上、ランニングコストの低減、
省エネルギー化、稼働状態の見える化等、期待していただけませんか?

<トレーニング>
オペレーション、メンテナンスなどの装置トレーニングも随時受付中。
弊社の熟練サポート員が丁寧に指導させていただきます。

詳しくは、
Websiteまたは電話窓口よりお問い合わせをお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【06】常時ご相談受付中
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

お困りごと、どんなことでもご相談ください!

■お問い合わせフォーム
https://f.msgs.jp/r/ctest.do?20fpz_2_7D_jst

■電話でのお問合せ窓口
  【営業部】 十河
   TEL: 06-6489-5997

  【カスタマーサポート部】 寺本
   TEL: 06-6489-5848
   E-mail: RSupport@spp-technologies.co.jp

=======================================================
■編集後記 ~自由とは~
=======================================================

先日、バリ在住のヨガの先生に会いに行ってきました。
朝の5時から21時頃まで、ヨガ・氣功・ワークショップとなかなかハードな5日間でしたが、
豊かさが詰まった大変貴重で得難い経験となりました。

その中でも印象深い体験をひとつシェアさせていただきます。

みなさんはご自身を【自由】だと感じていますか?

私は長い間、自身のことを【不自由】だと感じていました。
物理的に何か不自由な状況下にある、というよりも、
「私は自由人ではない=不自由」という式が潜在意識にしみついている感じでしょうか。

だから【自由】という言葉に、憧憬があります。

今回のワークショップのひとつに、「ダンスをする」というのがありました。

「ミュージックが流れたら、自由に踊ってください」

ヨガの先生は元々プロのダンサーですし、旦那さまも元DJ。
リズム感抜群な先生たちと同じ空間で私がダンスをする。

その状況を理解したとき、恐れと共にふとあることを思い出したんです。

数年前に読んだ『人間』又吉直樹(著)の一節です。

「最近、外歩いてたら自然と踊りたくなるときあんねん。
思春期の頃、あんなにも踊ることに抵抗があったのは、本能に対する恐れやったかもしれん。
踊りというのは誰かが発明したものではなくて、ほっといたら自然な現象なんやろな。

踊りそうにない人と認識されているせいで、自分が躍るということは、もはや踊ることとは
別の意味をもってしまうと自覚しているからそうせえへんのかな」

本来、ほっといたら誰もが自然としてしまうほど、踊りというのは本能的に渇望しているものなのかもしれない。

自分を自由に表現する。

トークやライティングでも自己表現はできるけれど、ダンスというのはもっともっと感覚的で開放的で、
私自身そのもの。

だからこそ、恐れがともなうんだろう。

バリでダンスをする場面が訪れたとき、私は「自由になろう」と決めた。
そして、私は私自身を解放することに許可を出した。

やり方なんてわからない。
けれど、「格好つけずに思うがままに動く」そう腹をくくってからは、自然と身体が動きだしました。

蝶をイメージして優雅に舞ってみたり、妖精になった気分でくるっと回転してみたり。

上手くやるより、あるまがままを受け入れた私は、
とてもとても自由にただそこに在った。

本来、
「自由」という言葉は、「liberty」という英語を福沢諭吉が日本語訳にあてたもの。

Liberty:個人の権利や選択肢を制限されずに行動できる状態。

本来の自由とは、自らに由る。すべての原因を自分の中に見出す。

自由人に憧れながらも、「どこかただ奔放である」という潜在意識のイメージが、
自ら私に不自由を選択させていた気がします。

自由であること。
それは私が生きる上での覚悟とも言える。

自由をすでに手にしていたことに気づいた私が、これからどう生きていくのか。

小難しいことはわからない。

けれど、
「ダンスを習ってみたら楽しそう」
そんなことを不意に思えるようになった今が、私はとてつもなくうれしいです。

(文責:菅千絵子)