PERSON 人を知る
技術部 機械設計グループ林 靖之
20年以上、MEMS製造装置の機械設計に携わるベテラン技術者。
マーケットの動向にも柔軟に対応してきたエキスパートだ。
MEMS市場は成長を続けている。
それに負けないスピードで技術力を上げていきたい。
私の所属する部署では、主にMEMSデバイスの製造工程で使用されるエッチング装置、CVD装置の開発設計や性能向上設計を実施しています。MEMSとは、自動車やPC、スマホ、あらゆる電子機器で使用されているセンサやスイッチなどです。入社当初と比べると、そのマーケットは予想をはるかに上回るスピードで大きく成長しました。また、国内から海外まで、全世界がターゲットとなりえるので、規模の拡大はとどまるところがありません。
その成長と同じように、SPPテクノロジーズの技術力も変化を続けています。とくに設計方法では、手書きからCADに代わり、3D技術が加わり……と日進月歩の技術革新に柔軟に対応し続け、私自身もスキルを上げてきました。まだまだニーズの拡大が予想されるこの市場で最前線に立つために、今後も技術力の向上に努めていきたいです。
「いいものを作りたい!」
若手・ベテランに関わらず想いは同じ。
当部署には「いいものを作りたい」という想いをもって入社してくれる方が多いように感じます。新卒者、転職者に関わらず、全員が同じような想いを抱いてくれているようです。そのおかげか、新人育成などで苦労した覚えがありません。自ら“やってみよう” 、“逆にこうしてみては?”と試行錯誤を繰り返す姿があり、非常に頼もしいです。ただ、今作っているものがどのように使われるのか、どのように市場でユーザーのもとに届けられるのかは常にイメージできるよう、説明することだけは心掛けています。そうすることで、日常生活で目にしたときにやりがいを感じることができるからです。
今後は、そんな働く仲間が「もっといいものを作りたい」という想いを維持できるよう、環境づくりに注力していくつもりです。
さらに次の世代へ、
「ものづくり」への熱意は輝き続ける。
IoTや電子機器の小型化のムーブメントは今後もさらに加速していくことが見込まれます。
MEMSはどんな形になっても必ず必要とされるものなので、SPPテクノロジーズもまた、そのムーブメントに寄り添い、今後必要とされ続ける会社になると思っています。しかし、ただその波に流されるのではなく、自分たちが先頭に立って創りあげていく、という「ものづくり」への熱意は絶えず持ち続けなければなりません。
スピード感のある変化は、時に不安を感じることもあるかもしれません。でも先輩や後輩、年齢や経験に関わらず、全員が活躍できるSPPテクノロジーズなら、問題はありません。この先何年経ってもこの熱意をベースにものづくりに励んでいきます。